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副鼻腔炎(ちくのう症)鼻茸・鼻中隔湾曲症|アレルギー性鼻炎|


<アレルギー性鼻炎とは>
 アレルギーの原因となる物質により鼻の粘膜が腫れ(鼻づまり)、粘膜の防御反応でくしゃみや鼻水が出現します。スギなどの花粉が原因の季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)とダニやハウスダスト、カビなどが原因の通年性アレルギー性鼻炎に分けられます

▼症状
 三大症状としてくしゃみ・鼻水・鼻づまりがあります。その他にサラサラした鼻水が喉に流れ、喉の不快感を伴うこともあります。粘膜が腫れて血管がもろくなって鼻血が出やすかったり、鼻づまりのせいでイビキをかくことがあります。
*鼻炎を放置していると慢性的に粘膜が腫れてポリープ(鼻茸)が出来たり、副鼻腔炎(ちくのう症)を合併しやすくなります。  


                              
              鼻水苦しいよ〜                へっくしょん!

▼診断
 症状や鼻の粘膜の状態でおおよその診断はつきますが、鼻水を採取しアレルギーの有無を調べたり、必要時血液検査でアレルゲン(原因物質)を知ることも出来ます。

▼当院で行っている治療
<抗アレルギー剤の服用>
 内服薬にもいろいろな種類のものがあります。くしゃみや鼻水を抑える「抗ヒスタミン薬」、鼻づまりを改善させる「ロイコトリエン薬」などがあります。最近では眠気の副作用が少ないものも開発されています。


症状がきつい場合には局所にステロイド薬の点鼻薬を使用することもあります。点鼻薬の中には血管を収縮させて鼻の通りをよくするものもあります。市販の点鼻薬にも含まれていますが、使いすぎると薬の効果が切れたときにかえって鼻づまりがひどくなります。

また薬の刺激で鼻粘膜が貼れて厚みをまし鼻づまりが慢性化することもあります。医師の指示どおりに使用し、鼻づまりの強いときだけ使用しましょう。
                             
               出されたお薬はきちんと服用しましょう。

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<生理食塩水による鼻洗浄>
 鼻炎や副鼻腔炎など、鼻の病気にかかると鼻水や鼻づまりが出現します。鼻炎の時にはさらさらした水のような鼻水、副鼻腔炎の時にはネバネバした膿のようなどろっとした鼻水がでます
鼻の粘膜にはばい菌を洗い流す働きをしている繊毛というものがあります。しかし長い間炎症が続くとなかなか繊毛の働きだけでは鼻の状態を改善させられません。そこで当院では鼻粘膜のバイ菌を洗い流し粘膜の修復を図るために鼻洗浄を指導しています。一年を通して薬の効果がなかなか得られない、妊産婦でお薬が服用できない、長期に渡って内服している場合などに洗浄をすすめています。

洗浄に用いる食塩水は人の粘膜と浸透圧が同じの生理食塩水を使用します。水道水や自分で作ったものでは逆に粘膜をいためてしまう恐れがあるので注意しましょう。

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<手術療法 

【鼻粘膜焼却術
 鼻炎に対する手術の中で、外来で簡単に行えるものがあります。それが鼻粘膜焼却術です。この手術は、鼻の粘膜を浅く焼くことにより、鼻炎の症状を軽減させるものです。手術後に鼻の粘膜が凝固・縮小するためにアレルギーを引き起こす抗原が侵入しにくくなる、またアレルギーに関係する細胞が減少し、鼻づまりや鼻水といった症状が軽くなると言われています。
局所麻酔で行えること、日帰りで済むことから最近では広く普及しつつあります。レーザーや電気など様々なものがありますが、当院ではレーザーに比べてより効果的と言われている低周波数ラジオ波を用いたコブレーターというものを使用します。低い熱を腫れた鼻粘膜の組織に与えて粘膜を縮小させます。

 

  • 当院で使用しているコブレーター

コブレーター写真                                                                                                
 局所麻酔で行います。出血や痛みもほとんどありません。
   約1時間程度で終了し帰宅できます。

  対象となる方は・・

 19歳以上から行うことが可能です。アレルギー性鼻炎で内服治療を行っても効果がない方、市販の点鼻薬に頼ってそれがないと苦しいと感じる方や、薬をあまり飲みたくない方、鼻炎の症状がきついのに、通院がなかなか難しかったり、妊娠の計画がある方など対象となります。


  手術の効果は・・

 効果の持続は個人差があり、半年から1年程と言われて

 います。

     
 手術前の鼻内所見     鼻粘膜焼却術後1週目     術後4週間目
  鼻粘膜が腫れている。   粘膜の腫脹が取れ鼻の中の通りが改善。


                               

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<ダニ舌下免疫療法>
【免疫療法とは】

 本州では2014年からスギ花粉に対し免疫療法が開始されて

おり、その効果も発揮されているようです。 免疫療法とは、アレルギーの原因となるもの(アレルゲン)を少量から一定期間投与 していき、体に慣れさせて体質を徐々に変えていく、根本治療の事を言います。

沖縄の場合、花粉の飛散はないですが、ダニ・ハウスダストによって引き起こされる通年性のアレルギー性鼻炎方が多い傾向にあります。

これまで当院で行ってきたアレルギー性鼻炎に対する治療は、内服や点鼻・鼻洗浄などの症状を一時的に軽減するための対症療法でしたが、今回新たにダニに 対しての免疫療法が開始となります。  

 ※但し、全ての人に効果があるとは限りません。

  

 沖縄は花粉はないけど・・・

【対象者】

 ダニによるアレルギー性鼻炎症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまりのいずれか)がある12歳以上の方 

高齢者の方は効果が減弱する傾向や合併症を考慮し、医師にご相談のうえ 検討してください。

※以下の方は対象となりません。

・12歳未満のお子さん(保険適応外となる為)

・65歳以上の方

・α・β・αβ遮断薬を飲まれている方

・ステロイドの飲み薬を飲まれている方(点眼・点鼻薬・吸入・ 軟膏は可)

・循環器系薬剤を服用中の方(降圧剤は可)

※現在他の病院で処方を受けている方は、受診の際

 お薬手帳を必ずご持参ください。

・癌治療中の方

・気管支喘息の方

・妊娠を希望されている方、妊娠中の方、授乳中の方

・お薬で一度ショックを起こしたことのある方

・その他、医師より適応でないと判断された方(詳細はご確 認ください)                           

家族または親しい方の付き添い不可の方

【治療期間】

 内服開始後数ヶ月頃から効果が出始め、1年以上かけて効果が高まると 言われているため、治療期間は数年単位となります。(最低3年以上)

短期間で中断したり、用法容量をきちんと守らないと治療効果が期待でき ません。

※そのため継続通院が必須となります。

 【治療方法】

 舌下剤を舌の下に1-2分おき、その後飲み込みます。

(内服後、5分間はうがい・飲食を控えてください)

これを1日1回1錠自宅で服用します。(初回のみ院内での服用になります)

 ※舌下療法の治療薬は新薬であり安全性を考えて、最初は  2週間毎の処方と なります。

※アレルギー性鼻炎の治療薬と併用は可能です。

 【当院での治療の流れ】
採血をしてダニに対するアレルギーがあるかどうかを調べます。

 

1週間後来院。採血結果からDrより適応と判断された場合、免疫療法に ついての説明をうけていただきます。治療に対しての同意を得られたのちに、治療開始となります。

詳細はこちら (動画)


 

※アレルギー性鼻炎の治療は完治させるというよりも、症状をコ ントロールしていく治療と言われています。自然に治癒する場 合もありますが、その割合は低いと言われています。何日間薬 を飲めば治るというものではなく、どう症状を抑えていくかがポ イントと言えます。

【日常生活での注意点】
アレルギーの原因となる物を除去、回避することは治療の第一歩です。
@週に2回以上の清掃を。
A布製のソファーやぬいぐるみ、カーペットの使用を控える。
B寝具類の清潔を保つ。
シーツや枕カバーの洗濯はこまめに行う。
C部屋の換気をこまめに行う。
D冷暖房機のフィルターの定期的な清掃。

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